ステージの中央で輝く嵐。
その歌声やダンス、会場を包み込む演出に目を奪われていると、つい見落としてしまう存在があります。
それが、ライブの熱量を音で支えていたサポートバンド「マウントブラスト」です。
マウントブラストの宍倉聖悟さんと江渡大悟さんによるツインギターは、嵐の楽曲に力強さや繊細さを加え、数万人が集まる会場へ生演奏ならではの迫力を届けていました。
しかし、2人がどのような経緯で嵐のステージに立ち、どの曲でどんな役割を担っていたのかは、表舞台だけを見ていてもなかなか分かりません。
この記事では、嵐のサポートメンバーを知りたい方に向けて、宍倉聖悟さんと江渡大悟さんが参加した経緯や演奏スタイル、ツインギターならではの役割分担、ライブで使用した機材まで紹介します。
読み進めるうちに、これまで何気なく聴いていたギターの音が、少し違って聞こえてくるかもしれません。嵐の華やかなステージの裏側で、音楽を支え続けた職人たちの仕事に注目していきましょう。
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嵐のサポートメンバーとしてライブを支えたギタリスト
嵐のコンサートを音楽面から支えていたサポートバンドが「マウントブラスト」です。
嵐にはポップス、ロック、バラード、ダンスミュージックなど幅広い楽曲があるため、演奏者には曲ごとに奏法や音色を変える対応力が求められました。
マウントブラストで長くギターを担当したのが、宍倉聖悟さんです。
宍倉さんは2009年から、嵐が活動を休止した2020年まで約11年間にわたりライブへ参加しました。
本人のプロフィールでは、サポートバンドのリーダーとして全国5か所のドームツアーに10年連続で参加したことが紹介されています。
その後、江渡大悟さんが加わり、嵐の活動休止までの後半約6年間は、宍倉さんと江渡さんによるツインギター編成でステージを支えました。
嵐を支えたギタリストの基本情報
| メンバー | 主な役割 | 参加期間の目安 | 得意とする演奏 |
|---|---|---|---|
| 宍倉聖悟 | ギター、バンドマスター | 2009年から2020年まで約11年間 | 歪みを生かしたロックサウンド、リードギター |
| 江渡大悟 | ギター | 後半約6年間 | クリーンサウンド、アコースティックギター、カッティング |
| 芳賀義彦 | ギター | 江渡大悟の参加以前 | 宍倉聖悟とツインギターを担当 |
今回確認できた資料では、マウントブラストに参加した全サポートメンバーの氏名が一覧で示されているわけではありません。
そのため、本記事では経歴や役割、本人の発言を確認できるギタリストを中心に取り上げています。
バンドマスターを務めた宍倉聖悟

infiniteアーティスト紹介ページより引用
宍倉さんが嵐のライブに参加するきっかけになったのは、V6のサポート経験でした。
V6のブラスセクションを担当していた先輩ミュージシャンとのつながりからギターを任され、その経験を経て嵐のバックバンドへ加わったと語っています。
嵐の現場ではギターを演奏するだけでなく、バンドマスターとしてメンバーをまとめる役割も担いました。
大規模なコンサートでは、曲を正確に演奏するだけではステージ全体が成立しません。
バンドマスターには、主に次のような対応が求められます。
- 曲ごとの演奏パートや担当楽器を整理する
- メドレーや曲順に合わせて持ち替えを調整する
- 音色を切り替えるタイミングを確認する
- 歌、演奏、映像、照明、特殊効果とのタイミングを合わせる
- バンドメンバーが演奏に集中できる環境を整える
江渡さんによると、宍倉さんが多くの調整や判断を引き受けていたことで、ほかのバンドメンバーは必要以上に構えず、演奏へ集中できたといいます。
高い演奏力に加え、周囲が本来の力を発揮できる環境を整えることも、宍倉さんの重要な仕事でした。
後半約6年間を担当した江渡大悟
嵐のサポートギターは、当初、宍倉さんと芳賀義彦さんによるツインギター編成でした。
その後、芳賀さんのスケジュールの都合から別のギタリストを探すことになり、宍倉さんが江渡大悟さんへ声をかけました。
江渡さんは、宍倉さんが嵐を支えた約11年間のうち、後半約6年間をともに担当しています。
激しいロックギターを前面に出すよりも、歌に寄り添うクリーンサウンド、アコースティックギター、リズミカルなカッティングなどを得意としていました。
一方の宍倉さんは、歪みを生かした力強い音や、ギターらしさを感じさせるリードプレイを得意としていました。
2人の演奏スタイルが異なっていたため、嵐の多彩な楽曲に合わせて自然に役割を分けられたのです。
2人の役割が自然に分かれた理由
- 宍倉聖悟は、ロック色の強い歪みやリードギターを得意としていた
- 江渡大悟は、クリーントーンやアコースティックギターを得意としていた
- ワウペダルが必要なパートは、機材を用意していた江渡大悟が担当できた
- 曲間が短い場合は、直前に持っていた楽器を考慮してパートを調整した
- 互いの得意分野が重なりすぎず、足りない部分を補い合えた
嵐のライブでは、複数の楽曲がメドレーのようにつながることがあります。
前の曲でアコースティックギターを持っている場合には、次の曲でもそのまま演奏できるパートを担当するなど、曲順に合わせた判断が必要でした。
また、宍倉さんのペダルボードにはワウが入っていなかったため、ワウを使う曲では江渡さんがそのパートを担当するという、機材構成を生かした分担も行われていました。
異なる得意分野を持つ2人が補い合うことで、嵐の幅広い楽曲に対応できるツインギターが成立していました。
原曲の魅力を再現した演奏と大規模会場での音作り
嵐のサポートメンバーが大切にしていたのは、演奏者自身の個性を強く押し出すことではなく、ファンが親しんできた原曲の魅力をステージ上で再現することでした。
宍倉さんと江渡さんによると、毎回「原曲どおりに演奏してください」と強く指示されていたわけではありません。
しかし、バンド内には、音源で聴き慣れたフレーズを忠実に演奏したほうが観客に喜んでもらえるという共通認識がありました。
サポートメンバーが大切にしていたこと
- ファンが親しんできた原曲の印象を変えない
- 特徴的なイントロやギターフレーズを丁寧に再現する
- 歌やダンス、ステージ演出を邪魔しない音量と音色を選ぶ
- 生演奏ならではの迫力を加えながら、楽曲の核は崩さない
- 自分の技術を見せることより、ライブ全体の完成度を優先する
ライブでは、演奏者が即興でフレーズを変えたり、自分らしいアレンジを加えたりすることも可能です。
しかし、嵐の楽曲には、イントロを聴いただけで曲名が分かるようなフレーズや、歌と密接に結びついた伴奏が数多くあります。
そのため、目立つギターソロだけでなく、リズム、コード、音の長さ、音色の変化といった細部まで研究し、ステージ上で再構築する必要がありました。
ツインギターで再現した嵐の楽曲
嵐の楽曲には、複数のギターパートが重なっている曲があります。
片方がコードやリズムを刻み、もう片方がリードフレーズを担当することで、音源の厚みや立体感をライブでも表現できます。
| 楽曲 | 演奏上の特徴 | 語られているポイント |
|---|---|---|
| ワイルド アット ハート | 複数のギターパートが細かく重なる | ツインギターの組み合わせを楽しめる楽曲 |
| サクラ咲ケ | 力強い8ビート | 演奏していて気分が高まる曲として紹介 |
| BRAVE | 精密なリードギター | 宍倉聖悟が原曲を細部までコピー |
| 抱擁 | 落ち着いたカッティング | 江渡大悟が演奏していて楽しい曲として紹介 |
| A・RA・SHI | 入り方やリズムが複雑 | 細かなタイミングの正確さが必要 |
| 迷宮ラブソング | 複雑なコード展開とシンコペーション | 演奏位置を見失いやすい難曲として紹介 |
宍倉さんが演奏していて楽しい曲として挙げた「ワイルド アット ハート」は、2本のギターが細かく組み合わさる楽曲です。
それぞれが別のフレーズを担当し、音が重なることで原曲のにぎやかさや疾走感が生まれます。
「BRAVE」では、宍倉さんがリードギターを担当しました。
原曲でギターを演奏した福原将宜さんのパートを細部までコピーし、本人へ「完コピしました」と報告したというエピソードも明かしています。
江渡さんが挙げた「抱擁」では、アダルトな雰囲気を持つカッティングが重要です。
一方、「迷宮ラブソング」はコード進行やシンコペーションが複雑で、譜面なしでは演奏が難しい曲として語られています。
サポートメンバーには、目立つフレーズだけでなく、楽曲の土台となるリズムや細かなニュアンスまで正確に再現する力が求められました。
ドームや国立競技場に対応したサウンド

ドームや国立競技場のような大規模会場では、ギターアンプの生音がそのまま客席全体へ届くわけではありません。
観客が耳にする音の多くは、マイクやラインで取り込み、PAシステムを通して調整されたものです。
そのため、演奏者自身がステージ上で気持ちよく聞こえる音よりも、PAへ送られた音が客席でどのように聞こえるかが重要になります。
| 比較項目 | 宍倉聖悟 | 江渡大悟 |
|---|---|---|
| 基本的な出力方法 | ライン出力を重視 | アンプを鳴らして出力 |
| 使用アンプ | Hughes & Kettner Black Spirit 200 | VOX AC30/6TB |
| 音作りの考え方 | PAへ送る音を安定して管理 | アンプの鳴りを生かしながら音量を調整 |
| 大規模会場への対応 | RED BOXからライン信号を送る | 舞台環境の変化に応じてアンプ音量を抑える |
宍倉さんは、演奏位置で聞こえる音よりも、PAへどのような信号が送られているかを重視していました。
嵐のライブでは、ヒュース&ケトナーの「Black Spirit 200」を使用し、キャビネットシミュレーターを備えたRED BOXからライン出力していました。
確認用のキャビネットも鳴らしていましたが、広い会場へ安定した音を届けることを優先し、ライン中心のシステムを採用していました。
江渡さんはVOXの「AC30/6TB」を使用し、アンプを鳴らす方法を選んでいました。
ただし、バンドピットの前面が開閉するなど、舞台環境によって音の聞こえ方が変わるため、アンプの音量を上げすぎないよう調整していたそうです。
2人のシステムは異なりますが、目的は同じでした。
自分の立ち位置で気持ちよく聞こえる音ではなく、広い会場でバランスよく届く音を作ることです。
スタッフとの信頼関係もライブの一部
大規模なライブでは、演奏者自身が客席側の完成音を確認することはできません。
そのため、PAスタッフや楽器テクニシャンが客席で確認した内容を共有し、全員で音を整える必要があります。
嵐のコンサートでは、音響だけでなく、照明、映像、特殊効果、舞台美術など、多くの専門スタッフが関わっていました。
各セクションが同じ完成形を目指して動かなければ、華やかな演出と生演奏を正確に組み合わせることはできません。
宍倉さんは、各分野の高い技術を持つスタッフが集まる現場に身を置くことで、「プロとは何か」を毎回考えさせられたと振り返っています。
現場の雰囲気は良好でありながら、細部に妥協しない姿勢が共有されていたのです。
嵐のライブサウンドは、演奏者個人の技術だけではなく、音響や舞台を担当するスタッフとの信頼関係によって完成していました。
宍倉聖悟と江渡大悟の経歴・使用機材

宍倉聖悟(シシクラセイゴ)noteより引用
宍倉聖悟の経歴
宍倉聖悟さんは北海道札幌市出身です。
小学生の頃から音楽好きの親戚の影響で洋楽に触れ、中学生になる頃に本格的にギターを始めました。高校時代には自身のバンドを結成し、複数のコンテストで入賞や優勝を経験しています。
- 北海道札幌市出身
- 中学生の頃から本格的にギターを始める
- 高校時代にバンドを結成し、コンテストで入賞や優勝を経験
- 19歳で単身渡米
- 帰国後は東京を拠点に活動
- 2006年にデュオのギタリストとしてメジャーデビュー
- 2009年から2020年まで嵐のサポートバンドを担当
19歳で単身渡米し、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティン、メンフィス、ニューオリンズなどを巡りました。
現地のライブハウスへ飛び入り出演したほか、複数のバンドにも参加しています。
約1年間の滞在後に帰国し、活動拠点を東京へ移しました。
その後は多くのアーティストのライブやレコーディングに参加し、2006年にはデュオのギタリストとしてメジャーデビューしています。
ユニット解散後はフリーのギタリストとして活動し、演奏に加えて編曲、作曲、専門誌での執筆などにも仕事の幅を広げました。
嵐のほか、V6、20th Century、BENNIE K、GAKU-MC、林田健司さん、前川清さん、影山ヒロノブさんなどの現場へ参加しています。
舞台やアニメ関連作品、オーケストラコンサートでの演奏経験もあり、異なる現場で培った対応力が嵐のライブでも生かされました。
江渡大悟の経歴

infiniteアーティスト紹介ページより引用
江渡大悟さんは千葉県出身です。
東京スクールオブミュージックで学び、ギタリストの松田肇さんやファンク音楽との出会いによって、演奏スタイルが大きく変化したと紹介されています。
- 千葉県出身
- 東京スクールオブミュージックでギターを学ぶ
- 松田肇との出会いを通してファンクに触れる
- 在学中にLA Music Academyへ短期留学
- ライブサポート、レコーディング、作曲、編曲などで活動
- 嵐のライブでは後半約6年間にわたりギターを担当
江渡さんは、ライブサポートやレコーディングだけでなく、作曲や編曲にも携わっています。
嵐のほか、伊藤蘭さん、氷川きよしさん、由紀さおりさん、安田レイさん、加藤ミリヤさん、山崎育三郎さん、ケツメイシなど、多彩なアーティストの音楽活動に参加してきました。
歌を引き立てる伴奏やアコースティックギター、ファンクを生かしたカッティングなど、楽曲に応じて演奏を変えられる点が江渡さんの強みです。
2人が互いの音作りへ与えた影響
宍倉さんと江渡さんは、演奏スタイルが異なるからこそ、互いの音作りから多くのことを学んでいました。
| 人物 | 相手から受けた主な影響 |
|---|---|
| 宍倉聖悟 | 低音の作り方、アコースティックギター用プリアンプ、コンプレッサーの使い方 |
| 江渡大悟 | 歪みの作り方、ロックギターらしい音色、ドライブ系機材の選び方 |
宍倉さんは、江渡さんの音をイヤーモニターで聴いたことで、低音を以前より多めにしても不快にならないことに気づいたと語っています。
また、アコースティックギター用のプリアンプやコンプレッサーの使い方についても、江渡さんから情報を得ていました。
江渡さんは、宍倉さんの力強い歪みやギタリストらしいサウンドに影響を受けました。
宍倉さんが使って良かった機材を実際に購入したこともあり、歪みの作り方が大きく変化したと話しています。
2人は役割を分担するだけでなく、互いの得意分野を学び合うことで、それぞれの表現力を高めていました。
宍倉聖悟が使用した主な機材
宍倉さんのペダルボードは、コンパクトさと操作性を重視した構成でした。曲間が短く、音色の変更が多い嵐のライブでは、足元の操作をできるだけ簡潔にする必要があったためです。
| 機材 | 種類 | 主な用途 |
|---|---|---|
| KORG Pitchblack Advance | チューナー | チューニング |
| One Control Pale Blue Compressor | コンプレッサー | クリーンサウンドの調整 |
| T-REX Dr.Swamp | ディストーション | クランチと歪みの切り替え |
| BOSS MT-2w | ディストーション | 深い歪み |
| Z.Vex Box Of Rock | ディストーション/ブースター | クリーンブースト、ゲインブースト |
| Vox Valvenergy Copperhead Drive | オーバードライブ | プリアンプとして常時使用 |
| Zoom G3n | マルチエフェクター | 空間系、モジュレーション系 |
| Hughes & Kettner Black Spirit 200 | アンプ | RED BOXからライン出力 |
なかでも中心となったのが、2チャンネル仕様のディストーション「T-REX Dr.Swamp」です。
クランチと強い歪みを素早く切り替えられ、歪ませた際に低音が膨らみすぎない点を評価していました。
コンプレッサーはクリーンサウンドへ薄くかけ、歪ませる際には基本的にオフにしていました。
ただし、音色を急いで変更しなければならない場面もあるため、コンプレッサーが残っていても違和感が出にくい程度に設定されていました。
空間系やモジュレーション系はZoomの「G3n」でまとめて管理し、足元のサイズと操作回数を抑えていました。
江渡大悟が使用した主な機材
江渡さんのペダルボードには、ワウ、コンプレッサー、複数のオーバードライブ、ブースター、ボリュームペダル、モジュレーション、ディレイなどが組み込まれていました。
| 機材 | 種類 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Shin’s Music Delicious Vintage Wah | ワウペダル | ワウを使用するギターパート |
| Bogner Harlow | コンプレッサー | 音量とアタックの調整 |
| CULT TS808 1980 #1 Cloning mod. | オーバードライブ | リード時のゲイン追加 |
| JHS Pedals Morning Glory | オーバードライブ | 基本となる薄いクランチ |
| BOSS JB-2 | オーバードライブ | 深い歪み |
| Suhr Koko Boost | ブースター | クリーンブースト、ミッドブースト |
| strymon Mobius | マルチモジュレーション | コーラス、トレモロ |
| strymon Timeline | マルチディレイ | ショートディレイ、付点8分ディレイ |
| VOX AC30/6TB | アンプ | ライブの基本サウンド |
| Lexicon LXP-1 | リバーブ | 信号を2系統に分けてアンプへ入力 |
江渡さんのシステムでは、専用のスイッチャーを使い、複数のドライブペダルを効率よく切り替えていました。
基本となる薄いクランチ、リード用の歪み、さらに深い歪み、クリーンブーストやミッドブーストを、曲に応じて呼び出せる構成です。
空間系にはstrymonの「Mobius」と「Timeline」を使用し、コーラス、トレモロ、ショートディレイ、付点8分ディレイなどを準備していました。
アンプのVOX「AC30/6TB」には、Lexicon「LXP-1」を経由して信号を2系統に分け、NORMALチャンネルとBRILLIANTチャンネルの両方へ入力していました。
チャンネルリンクとは異なる方法を使うことで、ノイズを抑えながら、それぞれのチャンネルが持つ特徴を生かしていたとされています。
2人の機材構成から分かるのは、音色の多さよりも、必要な音を正確かつ素早く呼び出せる仕組みが重視されていたことです。
宍倉さんはコンパクトなシステムとライン出力を軸にし、江渡さんは複数の音色を細かく管理できるペダルボードとアンプを使用しました。それぞれ異なる音作りを採用することで、2本のギターが重なっても音が埋もれにくく、楽曲に必要な厚みを生み出していたのです。
まとめ
嵐のサポートバンド「マウントブラスト」では、宍倉聖悟さんと江渡大悟さんがツインギターを担当しました。宍倉さんは2009年から2020年までバンドマスターを務め、江渡さんは後半約6年間に参加しています。
- 宍倉聖悟は、ロックサウンドやリードギターを中心に担当した
- 江渡大悟は、アコースティックギターやカッティングを得意とした
- 2人は異なる演奏スタイルを生かして役割を補い合った
- 原曲の印象を大切にし、細かなフレーズまで再現した
- 大規模会場に対応するため、出力方法や機材構成を工夫した
- 演奏者とスタッフの信頼関係がステージの完成度を支えた
力強いロックサウンドを得意とする宍倉さんと、アコースティックギターやカッティングに強い江渡さんが役割を補い合うことで、嵐の幅広い楽曲に対応するツインギターが成立しました。
また、ドーム規模の会場へ安定した音を届けるため、アンプ、ライン出力、エフェクターの配置や切り替え方法にも細かな工夫が施されていました。
嵐の壮大なステージは、サポートメンバーの演奏技術だけでなく、原曲への敬意、入念な準備、スタッフを含めたチームワークによって支えられていたのです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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