YOASOBIの楽曲「モノトーン」は、孤独や分かり合えない切なさを描いた歌詞が印象的です。
しかし、それだけでなく、映画『ふれる。』との関連性を感じる内容にもなっています。
日々の日常の中で、他人との間に距離を感じたり、分かり合えないことに悩むことがあるのではないでしょうか。
そんなときに、この楽曲の歌詞はどのように人々の心に響くのではないかと思います。
本記事では、そんなYOASOBIの「モノトーン」が描くテーマや映画とのつながりについて詳しく考察します。
読み進めていくことで、歌詞の意味や物語の背景がより深く理解でき、共感するポイントが見えてくるはずです。
YOASOBI新曲モノトーン歌詞の意味を考察!
YOASOBIのコメントを見る限り、人と人と関係性、つながりを映画に合わせつつ表現された歌詞なのではないかと予測します。
歌詞が公開された後に詳しく考察していきます。
予告編
セリフもありなかなか聴き取るのは大変ですが、部分で聴く限り
今までずっと親友二人の心の声が聞こえていて、通じ合っていた世界で生きていたのに、急に聞こえなくなって何を考えているかわからなくなってしまった。
今まで心の声を聞いていたため、口でのコミュニケーションがうまくいかず、バカにしていたんだろうという思い込みや憎悪が溢れて、もう一人のほうが良いと思い知る。
しかし、僕が僕らが素直に相手を受け止めることができれば、また戻る
そんな内容の歌詞が聞こえてきました。
コミュニケーション不足によるすれ違いは現実にもよくあると思います。
しかしこのすれ違いをお互いが思いを話、受け止め合うことで解消できれば、今まで以上の繋がりになることもあります。
思ったことは我慢せずにはなそう。
気になったら相手に聞いてみよう。
わかりあい、寄り添ってみよう。
そうすることで絆はより深くつながっていく。
そんなメッセージがこめられているように感じました。
YOASOBI新曲モノトーン歌詞『ふれる。』との関連は?【ネタバレあり】
ではモノトーン歌詞と映画『ふれる。』はどのように関連しているのか、いくつかのポイントに分けて考察していきます。
予告編
予告編ではまず、3人とふれるの出会いから始まります。
その後画面が切り替わり、東京。3人と相手にふれるだけで心の声が聞こえてくるという不思議な力をもつ生物ふれる。との共同生活シーンになります。
隠したいことも聞こえてしまうので不便に感じながらも、口でしゃべらなくてもわかり合うことができ、どんなことも聞こえてしまうため嘘もつけません。
そんなところからもお互いを信頼し、深い友情でつながっていました。
しかし・・
心の声を聴くことで僕たちの友情は永遠に続くはずだった
これから心の声が聞こえてこなくなります。
そしてここからモノトーンが流れます。
それって本当に親友なのか?
心の声が聴こえなくなったことで、不安や疑いが生まれ、友情が揺れていきます。
そんな不安や疑いなどの感情が繰り返す度に、ひとりがが良かったと思う
主人公たちの想いがリンクするような歌詞も続いています。
それからどこかに迷い込んで脱出するのでしょうか。
そんな問題の中で本当はずっと一緒にいたい。また仲良くやっていきたい。
その為には伝えなくちゃいけないということに気づきます。
僕が僕らがそれでもだれかを求めるなら素直になれること・・
誰かと関わりたい、仲良くなりたい、一緒にいたい、そう思うのであれば、自分の想いを素直に伝えることが大事で必要なことである。
そんなメッセージが込められた歌詞となっています。
「モノトーン」に込められたメッセージ
YOASOBIの「モノトーン」には、映画『ふれる』との関連性を通じて、どのようなメッセージが込められているのか。
フルサイズが公開された後に考察していきます。
予告編で聴く限りでは、見えるものがすべてではなく、それは勘違いかもしれない。コミュニケーションをとって、相手を知り、受け入れることが人とつながる上で大切なんだと言っているのではないかと考察します。
映画『ふれる。』でも心の声が聞こえることで、思っていることを知り、信頼できて固い友情ができていました。
しかしそれが突然心の声が聞えなくなったことで、相手が何を思って、何を考えているのかわからんくなってしまいました。
相手のことがわからなくなってしまったことで不安になり、悪い方に考えてしまい、それについて直接話をしないがためにすれ違っていってしまいます。
一旦は揺らいでしまった友情も、予告の最後にはまた仲良く3人でいるシーンがでてきたので、友情を取り戻したのではないかと推測します。
どのようにして友情を取り戻したのか。
この辺りのストーリーが歌詞にも組み込まれているかもしれません。
「モノトーン」と映画『ふれる。』の概要
モノトーンについて
YOASOBIは、コンセプトとして「小説を音楽にするユニット」として活動しており、これまでにも様々な物語や小説をもとに楽曲を制作してきました。「モノトーン」も例外ではなく、『ふれる。の、前夜。』を基に制作されました。
映画『ふれる』とのタイアップで発表されたこの楽曲は、映画のテーマや物語とリンクし、この楽曲を深堀することで、ふれるの魅力が更に高まり、また映画を観ることで、更にこの楽曲の魅力に気づくことでしょう。
YOASOBIはこのモノトーンの楽曲について『人と人との関係性や自分が感じる孤独、誰かを想う気持ちと向き合いながら制作した』とコメントをされていました。
きっと皆さんも人間関係で悩んだことがあったり、失敗やお別れなどで孤独を感じたり、愛する人、家族、友達など誰かを想ったりすることもあるのではないでしょうか。
きっと歌詞を深堀りすることで、どこかに共感できたり、励まされたり、自分と重なる部分があるのではないかと予測します。
映画『ふれる。』について
一言でいうと20歳の青年3人がふれるという不思議な生き物と暮らす青春友情ストーリー。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』で200万人を感動の涙で包み込んだ長井龍雪(監督)×岡田麿里(脚本)×田中将賀(キャラクターデザイン・総作画監督)の三人がタッグを組んだ新作ストーリーとなります。
小さいときからの親友である3人はある日『ふれる』という不思議な生き物に出会います。
このふれるは直接触れたもの同士心の声が聞えてくる能力をもっています。
嘘も隠し事もなく、口で話さなくても心の声でつながっていました。
それが突然聞こえなくなったら・・。
疑いやすれ違い、葛藤。本当の想いどう伝えていいのかわからなくなり、親友同士のつながりも途切れそうになってしまいます。
自分の想いを伝えることは現実でもなかなかできないという方も少なくないのではないでしょうか。
しかし想いが伝われば、すれ違いや疑いも解消されるかもしれません。
新しい光が見えるかもしれません。
恋愛でも、ビジネスでも色々な場面において伝える、コミュニケーションをとることはとても大切です。
特に近しい人ほどわかってくれているだろうと思いあまり伝えなかったりしてけんかになってしまうなんてことはありませんか?
そういったコミュニケーションについて悩まれている方、うまく想いが伝えることができていないと悩んでる方にはとても刺さる内容なのではないでしょうか。
そして同様にモノトーンもきっと自分と重なる部分を感じ、聴きいってしまうのではないかと思います
YOASOBI新曲モノトーン歌詞の意味を考察!映画『ふれる。』との関連は?【ネタバレあり】
YOASOBIの新曲モノトーンは映画『ふれる。』の主題歌です。
ふれるのテーマは人と人とのかかわりであり、モノトーンも同様のテーマで描かれています。
映画に沿った形で曲も進んでいくのではないかと思いますが、フルバージョンがでていないので何とも言えません。
また更新していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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